春

3月に入り、お客様からの卒業・就職・異動・新たな生活に向けてのご報告を

頂き、また新しい春が来たのだなと感じております。

今までより会う機会の減る寂しい別れもありますが、and ordinary.で頂いたご縁、

またこの店舗を通してお会い出来る事を心から楽しみにしております。

そしてまた新たなお客様との出会いがあるのもこの仕事をしている上での

とても楽しみな、醍醐味の部分でもあります。

別れは寂しいことではもちろんありますが、もう一生会えなくなるわけでは

ないと思っています。

また札幌へお帰りの際には思い出してお立ち寄り頂ける店舗で

ありたいと思い、またの再会を楽しみにしています。

そしてこの春のタイミングで当店スタッフの細野もまた、次のステップ・

夢に向かって当店を卒業する事となりました。

スタッフを募集することなんて何も考えていなかった3年前、当時お客様として

毎日の様に来てくれていた、お客様であった細野から突然の

『働きたい』という言葉。

突然過ぎてすぐに返事できなかった記憶があります。

1日、2日私達で話し合い、考えてその有り難い思いを迎え入れる事を

決意してあっという間の3年間でした。

お給料をどう決めていいのかも分からず、その方法すらも分からず

先輩方に聞いたり、インターネットで調べて決めたり、何をどうして

指導して、仕事も自己流故に順序立てて教える事も出来ず、

お互いにしどろもどろの日々だった様に思います。

彼がいる事で私達が勉強させてもらう日々で、返って迷惑や大変な事を

させていた事もあったと思います。

それでも彼は付いてきてくれました。

細野自身も自分でしっかり考え、日々の業務に挑んでくれていました。

彼の努力があり、自然と彼の、彼が良いと言って店舗に寄ってくださるお客様も増え、

卒業を事前にお知らせしていたお客様からも大変有り難い

激励のお言葉もたくさん頂き、細野自身もとても喜んでいます。

あっという間ではありましたが、大変に濃い、私達はいつまでも忘れる事のない

3年間にしてくれました。

寂しい卒業ではなく、とても嬉しい、幸せな卒業である事に

変わりはありません。

お店というものは日々変わっていき・成長・進化をしていく場所ですので

これからも変わらないand ordinary.で進んで参ります。

細野の出勤は残すところ3月16日と17日となりました。

素晴らしく柔らかな接客をどうぞ最後目に焼き付けてやって

頂けたらと思います。

春の訪れと共に、また新しい新体制のand ordinary.も

ぜひご期待下さい。

宜しくお願い致します。

and ordinary.