2016年7月23日土曜日

POSTALCO / ファーマーズフェルト Double Case 入荷


POSTALCO / ファーマーズフェルト Double Case ¥8,200-(tax excluded)
#Dark Blue , Black

ファーマーズ・フェルト
ファーマーズ・フェルトは、ポスタルコ初のいっさい革を使わない
べジタリアンウォレットに用いられています。 
 同じ厚みの革と比べると重量は半分以下。ファーマーズ・フェルトは、
主に「こうぞ(楮)」で作られた植物繊維を組み合わせたものです。 
この手漉きの格別に厚い和紙は、紙というよりはフェルトの層のようです。
 これを財布の材質に用いると中身にフィットして、
使い込むほどに光沢と味わいが生まれます。

まるで革の様な質感と厚さ。そして光沢が出る経年変化を同時にお楽しみ頂けます。
シンプルな中にも目新しさのある新鮮なプロダクトはPOSTALCOならでは。
このファーマーズフェルトシリーズにより、新境地を切り開いたと思います。
皆様もまずこのダブルケースからいかがでしょうか。
BlackとDark Blue2色よりお選び頂けます。


Black







Dark Blue







オリジナルの包み紙

ファーマーズ・フェルトの製法

これらの手漉き和紙には、機械製造の紙よりもずっと長い繊維を使っています。 
 水に浸けられ、簀桁(すけた)と呼ばれる木製の漉き枠と竹製の簀を用い、
 職人さんの手で繰り返し水にといた原料を組み込みます。
 簀桁を前後に操作して、巧みに繊維の目を密にしていきます。
 漉いている作業はこんなに複雑なことが起きているようには見えないのですが。
 こうした工程によって繊維の隙間が詰まっていって、
紙というよりもフェルトに近いものが生まれるのです。
 余分な水を切るために、和紙のシートは簀桁から取り出されてローラーを手作業で回し、平らに張り付け自然乾燥させます。
 耳の始末や細かいシワにはツバキの葉を紙になで付けることで、
自然で独特なテクスチャーが生まれます。 
 「楮」の樹皮の繊維は和紙の代表的な繊維の中でもいちばん強靭で、 
 ファーマーズ・フェルトの主材料に用いられています。 
持続可能な繊維作物として、1年ごとに収穫が可能です。

環境に優しいファーマーズ・フェルト

再生可能資源:和紙の原料を作る為の楮の幹は、
毎年の成長を考慮して収穫されています。 
中性紙使用。無塩素漂白。蛍光増白剤無使用。
いかなる染め、染色、製作の工程でも重金属は無使用。
二酸化窒素、二酸化硫黄無排出。
紙はISO14001認可の施設で製造されています。 
製造途中で生まれる余剰繊維は、リサイクルされます。

阿波紙工房について

藤森家は徳島県北部でただ1戸だけ残った和紙製造業者として、
手漉き和紙を90年にわたって作り続けています。 
その優れた技芸と、8世代にわたる和紙作りの伝統から、
阿波紙工房の理事である藤森さんは 経済産業省に表彰されています。
ISO14001認可。
www.awagami.or.jp

ケア方法

ポスタルコのファーマーズ・フェルトは、紙としては強度を持っていますが
丁寧な取り扱いが必要です。
 自然な風合いを残すためにあえて防水加工はせず、軽い撥水加工がしてあります。
 もし濡れてしまったら、すぐに乾いた柔らかな布で軽く叩くようにして、
すばやく水気を取って下さい。 通気のよいところで陰干しして下さい。 
(空調の下など、温度の変化が激しいところでは歪みが出ることがあります)
 この和紙は自然な素材なので、表面にシワや凹凸、
繊維の混入や色むらが見られることがあります。




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