Mauna Keaの定番が再入荷、また、新作が入荷しております。
LOPPISでもやはりお手に取って頂く事がたくさん多かったです。
正直、たくさん残ってしまうのではないかというこっちも不安になる程の
たくさんの量をメーカーにも無理言って用意して頂きましたが、
予想をはるかに上回る販売数でした。
お選び頂いた皆様、ありがとうございました。
ただ、あのたくさんの人の中でお1人お1人にマウナケアの詳しいご説明が
出来たかというと、ほとんど出来ておりません。
イベントでお選び頂いた方もこのBlogをご覧になっていると嬉しいのですが、
ここで再度、マウナケアのソックスについて詳しく書かせて頂きます。
靴下の産地である奈良県の広陵町で作られているMauna Keaのソックス。
そもそもの始まりは明治時代に遡ります。
もともと足袋や素足の文化だった日本に、靴下が普及し始めたのがこの頃。
文明開化が起き洋装が一般化。その際多く履かれた革靴に合わせて
靴下が広まったとされています。
現在でもこの奈良県広陵町で生産されているにはワケがあり、
綿花と木綿の産地だというその背景を生かしているからです。
その当時、海外製の靴下用の手回し編み機を導入し、
大正時代は自動編み縦機も導入され、米作農家が農閑期に行う副業として
この靴下産業が広まって行きました。
現在でも、国内で生産される約6億本の靴下の中で、ここ広陵町ではシェア
約4割と日本一を誇っています。
Mauna Keaで使用される多彩な色糸とネップが不均一に混ざった杢糸。
機能性と天然素材にこだわり、吸湿性と速乾性を兼ね備える為に
コットンにヘンプを混紡した素材です。
よく、「冬用?」と尋ねられますが、驚く程に蒸れずに乾き易いというのは
上記の理由からとなります。
この厚手の生地で丈夫で抗菌消臭効果もあり、汗を吸収する素材と、
水分を発散する素材を混合しているので、蒸れにくく快適な履き心地が
オールシーズン持続します。
まさに、夏は涼しく、冬は暖かいソックスなのです。
また、ゴム部分の締め付けを1カ所に集中せずに、ゴムの範囲を広く取ることで
ゴムの締め付ける力を靴下全体に分散させています。
これにより、締め付けが少ないながら、ズレ落ちないストレスの少ない
履き心地を実感します。
靴下は筒状に編まれていますが、編み機の特性上、
経の太さは一定となります。
そのため、パターンで履き心地を出すには限界があり、編み目と糸の太さが
重要となります。
一般的な編み機はハリの数が170から180本に対し、この靴下を編む
機械は60本と一般的なものの3分の1です。
上記のハリの数から簡単に予想出来る通り、このハリが少ない事で
編み目に余裕が生まれ、通常よりも太い糸を扱う事が可能です。
つまりはこの余裕のある編み目が、それぞれの足の形に沿って履ける為
とても心地良い履き心地となります。
少し長いですが、この靴下の特徴をお分かり頂けましたでしょうか。
その事を伝えながら、また古くからの伝統の上にこの製品が
作られているんだという事を理解し、今後もこのソックスを
男女、年代問わずオススメしていきたいと思っております。
まずは、騙されたと思って、1度ご予算のある時にお選びください。
定番のロング、スニーカータイプは既に入荷しております。
下記にはこの度入荷した新作をご紹介しております。
裏出しマーブル ローソックス
5段切り替えブークレソックス
ボーダーブークレソックス
当店オープンからご紹介しているMauna Keaのソックス。
私達はこの靴下と、好きな洋服をどうしてもご紹介したくて
お店をスタートさせました。
ずっと変わる事無く、常にこのソックスはお店に置いておきます。
一部、再入荷品、新商品をアップしています。
明日(4日)、明後日(5日)は定休日です。
お間違えの無い様ご注意くださいませ。
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